Jabra EVOLVE2 75 テレワーク最強ヘッドセット

在宅勤務中のTeamsやZOOMで打ち合わせで家庭内の雑音が相手に聞こえているのではないかと心配になった事がないだろうか。そんな心配を少しでも減らせる方法はないかと考えいろいろ調べて選んだのがこのヘッドセットである。

・特徴　マイクの音声品質を確保するためマイクはブーム部以外のイヤーカップ部にも備わっており合計8個のマイクが備わっている。ビームフォーミング技術で周囲の雑音を相手に伝わりにくくなっている。当然、装着した本人へのノイズキャンセリングモードが備わっている。ヒアスルーモードも備わっている。アプリも使えば機能は豊富でいろんな使い方ができる。

・外観　価格のことを考えると当たり前かもしれないが作りの良さは秀逸である。耳にあたる部位とヘッドバンドのレザーはきめ細やかく柔らかで、ヘッドバンドの金属部の塗装は高級感のある渋いメタリック塗装である。ヘッドバンドの左右に控えめに記されたJabraの文字も高級感がある。ちょとしたブランドバッグのように所有感をくすぐられる。在宅で使うにはもったいない。マイクのブームアームは短いおかげで上げた状態では、目立ちにくい。

・装着感　イヤークッションが二重構造になっており耳への圧迫感はあまりない。ヘッドバンド部の頭にあたるところも柔らかく気にならない。左右の締めつけ感は少し緩い感じだが、ヘッドバンドもあてて装着すれば、ずれることない。長時間装着しても疲れないためなのかもしれない。

・音質　40mmのスピーカーを搭載しており音楽の再生もかなり高音質である。全域で余裕のある鳴り方だ。大きなドライバーのためか低音の響きが心地良い。イヤホンではなかなか出せない音だ。 Bluetoothコーデックは、AACとSBCだけだが最近のハイレゾ相当対応のものにひけを取らない。ドライバーの性能の良さのおかげだろう。またアプリで聴覚テストがあり、結果を反映した音質へと補正が入るためか、音の定位感がしっかりして気持ち良い。

・マイク性能　従来品より33％短いマイクのブームアーム搭載で口からは少し離れているが8個のマイクのビームフォーミングのおかげで周囲の雑音は拾いにくい。マイクアームを下ろしたほうがより確実なようだ。

・ノイズキャンセリング、ヒアスルーモード　　　チップセットの処理速度の高速を謳っているだけあって切替の早さは抜群だ。ボタンを押したのとタイムラグなく切替る。ノイズキャンセリングは、オンイヤータイプで耳を完全に覆うわけではないので効果は小さいと思っていたが、低域を中心にしっかりノイズを消してくれる。ヒアスルーモードは、アプリでも取込み音量を調整できるがMAXだと通常よりも大きく聞こえる。

・Bluetooth性能　USBドングルとの接続では30mのワイヤレス作動範囲があるため、1階と2階の行き来くらいでは途切れる事はない。行動範囲が広がりかなり便利だ。

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・マイクのミュート　ヘッドセット本体で2通りのミュートの方法がある。一つはブームアームを上げたとき、もう一つはブームアームの下端に付いたボタン操作である。ミュート、アンミュートの切り替わり時は音声案内がある。さらにUSBドングルにLEDライトが付いておりミュート時は赤くなる。至れり尽くせりである。

・アプリ機能　他のメーカーにはあまり無い機能として左右の耳の聴覚テストがあり、結果を音質に反映できる。これを行なうと、音像定位がしっかりするのと同時に音の広がりも大きくなったように感じる。

・充電スタンド　充電スタンドはオプション扱いである。充電はUSBケーブルでもできるが、狭い机の上で充電だけでなく置いておくのも場所を取らないので便利。左のカップを下にして置くことで充電できる。ヘッドバンドでぶら下げて保管したくなるが、せっかくの柔らかい当たり面に跡がついてしまいそうなので避けている。

・まとめ　ヘッドセットとしては価格は高価なものとなると思うが、機能が豊富で高級感あり、在宅で長時間ストレスなく使える。一日中使えそれに耐える品質でもあるとこを思えば値段だけの価値はある。

*購入時にはUSBドングルの種類（USB-A or USB-C)、Teams対応の有り無し、充電スタンドの有り無しと選択できる。ネットの販売ではわかりにくいところもあるので注意して選んで欲しい。