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ジョギング用イヤホン選び

SENNHEISER

イヤホンのワイヤレス化が当たり前になった最近では、トレーニングやジョギングにも使用している人も多いと思う。ワイヤレスイヤホンと言っても完全ワイヤレス型や左右一体型のものなどいくつかタイプがある。完全ワイヤレスタイプのSONY WF-1000XM4、左右一体型の SHUER SE535+ RMV-BT2 、ゼンハイザー MOMENTUM Free の3つのイヤホンについてレビューする。装着性、接続性、音質をメインにレビューするのでトレーニング用イヤホン選びの参考にして欲しい。再生デバイスはXperia5Ⅱを使用した。高音質なブルーツースコーディック LDAC、及びaptX Adaptiveにも対応している。

○ SONY WF-1000XM4 (完全ワイヤレスイヤホン)

装着性 完全ワイヤレスイヤホンなので左右独立し耳に挿入するタイプ。ジョギングなどの運動では落としてしまうのではないかと心配になるが、実際何度もジョギングに使っているが落としたことはない。イヤホンの重心位置が頭の中心に近づくようになっているとのことで、頭が振れてもイヤホンが振れることは少ないようだ。また、フォームタイプのイヤピースを使用することでしっかりホールドされている感がある。

・接続性 ジョギング時、再生用にウエストポーチにXperia5Ⅱを入れ背中の位置で再生すると高音優先接続モード(LDAC)では、音飛びが激しい。Xperia5Ⅱを前に回すと改善されるものの完全ではない。せっかくの高音質が安心して楽しめないのは残念である。

・音質 LDAC接続で聴けば音域が広く全域にわたって解像度が高くクリアな音が楽しめる。有線で聞いているかよのようだ。接続優先モードでは、若干レンジが狭くなったのを感じる。

○ SE535+ RMV-BT2 (左右一体型)

・装着性  いわゆるシェア掛けで装着したときの安定感は抜群である。ケーブルはそれほど長くなく先端のアンプ部に付いたクリップで首周りで固定する事になる。このクリップはかなり挟み力が強いのでデリケートな衣類は痛めてしまう可能性があるのでちょっと注意がいる。

・接続性 Bluetoothは、aptX HD 対応でXperia5Ⅱとの組み合わせでウェストポーチに入れて背中に回してジョギングしていてもほとんど途切れることはない。安心して聴ける。

音質 アンプはSHUREで独自に開発された物であり、フラットな音で解像度高く聴くことができる。音の広がりはあまりないが、ボーカルやギターの音をすごく近くで聴いているようで生々しく聞こえる。

○ ZENNHEISER MOMENTUM Free

・装着性  本体が小さいので耳にも入れやすいが、純正のイヤピースではジョギング中はケーブルの振れも加わってどうしても外れそうになる。イヤピースをAZLA製に代えることによりほとんど外れる心配はなくなった。

・接続性 aptx 対応で、アンテナの位置も有利であることから、音切れの心配はほぼ無い。

音質 ゼンハイザーらしい厚い重低音が楽しめる。トレーニングのモチベーションをあげてくれる音で一番合う音質である。騒音の多い外できいても、低音がしっかり聴ける。

○ まとめ 形式的に一番トレーニングに適しているのは、ケーブルの煩わしさがない完全ワイヤレスの WF-1000XM4だが、脱落を心配するのであれば、左右一体型を選んだ方がいい。音質的にトレーニングを盛り上げてくれるのは、重低音が気持ちいいゼンハイザー MOMENTUM Freeである。

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